2011年11月22日火曜日

サイトゴールの重要性

まためっちゃ空いてしまったんだけど・・・誰かこれみてんのかな?
まあいいや完全に独り言状態。

最近、改めて強く感じるのがこの、サイトゴールの重要性。
アクセス解析・ウェブサイトの最適化というのは昨今非常に注目を集めている。
どこもかしこも有償のアクセス解析ツールを導入して取り組んでいる印象がある。

だけど、いっとき流行った
「システムください」
じゃないけれど、別にツールを入れるだけじゃ何も変わらないんである。
数字を眺めるだけじゃ何も変わらないんである。

数字を元にした改善アクションがなければ何も意味がない。
改善アクションをするためにはサイトゴールが明確でなければならない。


例えば、
ECサイトなら売上をあげることがサイトゴールなのでとても簡単なんだが、
リアル店舗+ECサイトだったりサイトは製品紹介だけで実際の販売はオフラインのみだったり
というビジネス構造となるととたんに話が込み入ってくる。

リアル店舗+ECサイトの場合、サイトゴールは売上?店舗への送客?
製品紹介の場合、サイトゴールは訪問者に製品を知ってもらうことなんだが、
これってどうやって測るの?PV数?訪問者数?滞在時間?


ウェブサイトがその会社のビジネスのうちの何を成し遂げるパート(商品販売?見込み顧客の獲得?ブランディング?)で、
その達成率はどの指標によって測れて、という明確な関係者の共通認識がなければ数字を見ても意味がないし最適化のやりようもないんだが・・・

指標が必要だし、それに対する関係者の合意が必要。
現場が勝手に際とゴールを判断しても、エグゼクティブはそれと異なる思惑を
持っている可能性があり、その場合は結果として間違った方向に最適化が進んでしまう。


関係者の合意した指標とそれを軸にした最適化。
それを妨げる理由は本当にたくさんある。
うちはそういう社風ではない。定期的な人事異動があるから時間のかかる地道な最適化よりも
もっと短期的に実現ができて目立つ施策が優先される。
ワンマン社長の一声でサイトゴールがコロコロ変わる。
などなど・・・

こういう言葉を乗り越える術と熱意と体力がないと、
究極的にはいまの仕事は成り立たないんだなと気づいた今日。

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